讃美歌

無職になってクソジジイと一日じゅう顔合わせてなきゃならない

死にもの狂いで次の仕事探しましたよ

隣街で買ったトラバーユ


駅のホームでパラパラ捲っていたの

私は正社員以外眼中になかったの

だけどその求人広告から目がはなせなかったわ


場所は市内の倉庫地帯

事務、繁忙期だけのアルバイト

数ヵ月だけってこと

普通なら飛ばしちゃう

電車から降りて更にバスだよ!条件悪すぎ

時給はやけにいいけどね


家に帰って、私は自分でも信じられない行動をする

この会社に応募の電話をするの