びんろうの実を啄めば三つ目の眼開きて 鳥よ、世界へ 深海の貢ぎ物たる大鯨腐りゆく日の 夕星さやか きゃらきゃらと笑ふそうだよ葉桜は ひこばえ繁る幹を擽る 鼻先で笑はれましたが輪廻とは まさしくあるよ私はカモメ

さてこれは一人の男をめぐる三角関係か非凡な才能を見せつけられる嫉妬か 凄いじゃん 三四年しかやってない私が 何十年も短歌漬けの人を嫉妬させて アイツ、男のくせにきったならしいボロ着物 なんて着ててドン引き 太宰病かよ

足掛け五年も籍をおいた短歌結社を辞める 創造的な仕事に携わるソリストなのに作歌以外の雑音処理がいや 思えば、短歌始めて数ヶ月で受章 妬まれる要素は一杯あった女の嫉妬怖いというよりウザイ なんもかも嫌になったのでにげるわ 塔よかりんよ待っていてお…

今日だけは晴れてほしかった、今から野球の試合見に行きます野球ってのは少々の雨じゃ中止は無いんだってね 横浜スタジアムシートもビッショリだろうな

あの優しい人が 殺人犯だなんて 大人になって知った時は天地がひっくり返り しかも夫を締め殺したんだよ 母もそんな人と友だち よく出来たね そして何十年もたち その人はまた三面記事にのる 今度は殺人事件の被害者として こんな数奇な人生 あるんだね 誰に…

その人は敬虔なクリスチャンで、笑顔の優しい人 わたしと同じくらいの子供もいて日曜学校に通っていたの 同じ未亡人どうしだから、母とも友だちになったのかな そう思っていた私ある日衝撃的な事実を知らされる

乳飲み子を抱えて旦那に死なれた、母の絶望を思うその当時でも行政の福祉が手を差しのべてくれ日本で最初の母子支援施設に入所する平塚市すみれ台 私はこの施設の一期生になった 女学校出身の 厳しい寮母先生がいて片親の子供と呼ばれないようにそりゃ厳しい…

最初の記憶は父方の祖父が、家で子供たちにお好み焼きを焼いてくれたこと父方の従姉が一杯居たと思う その祖父もまもなく亡くなった 葬儀の日に キャラメル配ったんだだけどね、その古い記憶の整合性をつきあ合わせてくれる人は誰もいない 生後一ヶ月で亡く…

生まれてこのかた、身内はみな早死にしてしまい家族運がないね、と他人から言われ だって、 一人っ子なのも、生後すぐに父がなくなったのも私のせいではないよ母が再婚したのも、私が望んだ訳じゃない その責任を 五才の子供におっつけた皆さん今は寿命が尽…

私はさるやんごとなきうえつ方と同い年学年はあちらが上なのね生まれた時から、親兄弟におんなじ、おんなじ と植え付けられて なんか一夜で日本の象徴のお顔になられましたね 私は平成の名残の仕事 勉強会の資料づくりよ 水原しおん 取り上げる