起き抜けのジン

働き者の母であったが


欠陥だって凄く一杯持っていた


当時の親なんて子供を殴る、蹴るは当たり前


これは辛すぎて友だちにも話した事はない


小学校卒業するまで、ミミズばれできるほど


物差しでぶたれた


母は一直せんの人だから、ぐれたりしないよう


他の方法を知らなかった


その暴力が家に帰りたくなさせるんだけど


当時は子供に人権があるなんて誰も考えないしね


庭の木に縛りつけられたこともあったよ


私は田舎の優等生になりましたから


それは母をかなり天狗にさせたと思う


狭い田舎で、子供の学力がトップ


母親の勝利だよ


だって当時は電話なんて各家に無く、有線よ

受話器を上げれば他人の会話が聞けちゃうの


テストの順位とか、志望校とか、個人情報垂れ流し


優等生になれたのは、学力もあったけど周りが勉強できなさ過ぎたから


明日は中学で出会った素晴らしい担任教師の話を聞いて


わたしが読書好きなのも、勉強がそこそこできたのもその先生のお蔭